カッター刃先に加熱、又は冷却機構を設けることにより、高剛性・熱可塑性等、幅広いフィルム材料への対応を実現します。併せて、過負荷検知機構等の採用により、ワーク負荷の無い安定したカットを実現しています。
生地をカットする際のカッター刃は刃先の摩耗が早い為、カッターユニット内に特殊研磨機構を内蔵しました。裁断作業中のカッター刃先を全自動で両面再研磨する機構を有する事により、安定した高品質なカットを長時間実現しています。
ワイヤーソーでは、独自の揺動円弧切断機構により、あらゆる高脆性材料を高精度・高速度切断を可能としました。さらに、その機構を活用し、ワイヤーの自動巻き線(オートワインド)機構も実現しています。
2層構造のフィルムの1層だけをカットする高精度ハーフカット機構を実現しました。所定の長さにACFのみをカットしワークに貼り付け、カットしていないカバーシートは圧着後に容易にACFと分離し、カバーシートのみを巻き取る事が出来る為、スムーズな次工程へのワーク供給が可能となりました。